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荒れ狂う10月

2019年9月30日

日本ではあまり報道されませんが、9月16日から20日までの間に米短期金融市場で金利が急上昇するという事態が起きています。17日ロイター通信が報じたところによると

『米短期金融市場で17日、銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利が前日に引き続き上昇し、一時10%を付けた。四半期の法人税納付や国債入札の決済が立て込むなか、今週に入って短期市場に混乱がみられており、ニューヨーク(NY)連銀は臨時の資金供給を実施した。』とあります。

短期金利が急上昇した理由は9月16日が米国企業にとって四半期の法人税を払う期限で納税の為に現金を大量に引き出したことと同日に財務省の国債発行780億ドルの受け渡しが重なったため銀行システム内の資金が一時的に不足したことが原因として一時的なものという論調になっています。しかしその日一日で短期金融市場の混乱を収まらずFRBは17日に緊急措置として531億5000ドルを市場に供給した後も結局17日~20日までの4日間で合計2780億ドル(約30兆円)をレポ市場に供給して混乱を収めています

FRBが銀行間市場に介入したのはリーマンショックが起こった2008年の金融危機以来では初めてのことです。レポ金利の上昇は金融危機の前触れになるということはよく言われ、2008年9月のリーマンショックの時も同年8月にやはりレポ金利が急上昇していました。

近年の金融危機はほぼ10年毎にそれも秋口に発生しています。

1987年10月 ブラックマンデー

1998年10月 LTCM(米ヘッジファンド)の破綻

・2008年9月 リーマンショック

それを見越してか9月20日にゴールドマンサックスのストラテジストはCNBCの取材に対し「The market is about to get wild in October(市場は10月に荒れ狂おうとしている)」と警告を発しています。

明日から始まる10月は株式市場や為替市場にとっては要注意な月となりそうです。

 

 

 

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