税金は安いがお酒好きには厳しい国
2018年10月9日
富裕層の移住先として世界中でシンガポールが人気です。
その魅力は何と言っても税金で、所得税は最高でも20%、法人税は18%と日本に限らず先進国の税率と比べると非常に安いのが魅力で、さらに株式や不動産などのキャピタルゲインに対して課税がされず、さらにさらに贈与税や相続税もありません。
こうなると税金に関しては本当に天国のような印象を受けますが、税目によっては結構な税金がかかっているものもあります。
例えば酒税です。アルコール飲料の税金が高く、アルコールの度数に応じて税額が高くなる仕組みとなっている点が特徴です。そのような仕組みなのでビールはそれほど高くなりませんが、日本酒やウィスキーなどのアルコール度数の高い酒類は日本と比べて割高になることが非常に多いです。
しかも、外食の場合は、別途サービスチャージ10%、消費税7%と17.7%が上乗せされてしまうので更に高額となります。
またシンガポールはゴミのポイ捨て等に代表されるように罰金が非常に厳しいことも特徴で、お酒関係でもそれは変わりません。
22時半から翌朝7時までは、アルコール飲料をコンビニなどで買うことはできず、公共の場所でお酒を飲み過ぎ、自分のことを自分で出来ない状態になったら約8万円以下の罰金で再犯だと約16万円以下となり非常に厳しい罰金が科されます。
シンガポールはお酒好きには少々厳しい国の様です。