年末調整が紙いらずに
2019年12月10日
この時期に会社員が行う税務上の手続きに「年末調整」があることは何度かブログでも触れています。勤務先から配られる控除申告書に自ら記入し、生命保険料控除や住宅ローン控除などを適用するために証明書を添付しなければなりません。会社員であれば、毎年同じ内容を書いているだけの人もいますので、「煩わしいなぁ」と思ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
この年末調整が2020年からはインターネットを通じて行えるようになります。まず国税庁が提供する専用ソフトをダウンロードし、勤務先の経理に送信するというやり方です。ここで重要な役割を担うのがマイナポータルという政府運営の個人向けサイトです。ここに個人の情報を入力して申告書作成ソフトとリンクさせるのです。
ではどうやってマイナポータルに情報を登録するのか?これにはマイナンバーカードが必須になります。マイナンバーカードの普及率は14%というのが現状で、普及率を促進したい政府の思惑の切り札的要素もあるようです。
年末調整という作業的負担の軽減は歓迎される所だと思いますが、早期にマイナンバーカードを発行し備えなければならないことは面倒だと感じる人が多いでしょう。また、「今まで以上に所得税の仕組み、自身が支払う所得税への認識不足になる」ことが懸念されます。税金を含めた給与明細や、家計の見直しをすることをお勧めします。
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