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平成30年分確定申告のデータ

2019年6月10日

国税庁が5月30日に「平成30年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」を発表しました。それによると、平成30年分の所得税等の確定申告書については、提出人員2222万人と対前年比で1.1%増加となっています。

提出された確定申告書のデータによる所得金額は42兆1274億円と対前年比+1.7%と平成20年分以降で過去最高となり、申告納税額も3兆2826億円と対前年比+2.5%でこちらは平成10年分以降最高の水準となりました。

また、所得金額が1億円超の申告を行ったのは、2万3673人で前年の2万3093人と同じくらいの水準で推移し、稼いでいる人は稼いでいるという印象を受けます。

他に前年分と比べて大きく変わった点は、雑損控除の適用を受けた人で対前年比+92.8%の4万4000人いらっしゃいました。これは大阪北部を震源とする地震や平成30年7月の集中豪雨の影響などが考えられます。

確定申告書を提出する人は少しずつですが増えてきています。手続きや規定を知らなかったために思わぬ損をすることが無いようにしたいものです。