ラグビーワールドカップ開催
2019年9月20日
本日から、ラグビーワールドカップが日本で初めて開催されます。チケットの売れ行きも好調なようで、なかなかの盛り上がりを見せています。当事務所の最寄り駅である「品川」駅でも、応援国のジャージを着た海外の方を見受けました。前回大会で南アフリカを倒した日本の初戦の対戦相手はロシアですが、初戦を突破して前回に続く活躍を期待したいです。
話は変わりますが、プロスポーツ選手の税金は高いというイメージをお持ちだと思います。今回は、プロスポーツ選手の税金の基本的な仕組みをお伝えしたいと思います。まず、プロスポーツ選手は「個人事業主」です。そのため、その収入は会社員のような給与所得ではなく事業所得にあたりますので自ら確定申告する必要があります。大相撲のように力士に給与が支払われるケースもありますが、力士がもらう賞金や懸賞金などは給与所得にあたらないため、それらを貰った場合は力士といえども基本的に確定申告しなければなりません。プロスポーツ選手は個人事業主なので、一般の個人事業主と同じように税金を支払います。税金は収入に応じて、所得税、住民税、さらに収入(課税売上高)が1000万円以上の場合は消費税も支払う必要があります。
「消費税も支払うの?」とびっくりされる方もいますが、個人事業主である以上支払い義務があります。そのため契約金や賞金が税込なのか税抜なのかは当事者にとって気になるところです。たとえば契約金1億円がもし税込だとしたら本当の契約金額は92,592,593円となり8%の消費税7,407,407円は支払った消費税と差し引いて納税する義務があります。一般の個人時事業主と異なる点は、その収入が個人事業税の対象とはならないことです。
個人事業税は東京都の場合を例に取ると、法律で定められた第1種事業から第3種事業までが詳細に記載され、その法定業種に当てはまれば個人事業税の対象となる仕組みです。しかし、スポーツや芸術などの分野は法定業種に当てはまらないため個人事業税の対象ではないということです。
◆◇◆◇◆Eブック無料配布のご案内◆◇◆◇◆
【不動産所得の申告ガイド】Eブック
あなたは不動産所得の確定申告でお悩みではありませんか?
やり方次第では多くの税金が還付される確定申告、自己流で失敗している(還付を受け切れていない)方がほとんどです。この冊子は弊所税理士中山監修のもと、あなたに最も適した確定申告のやり方を解説しています。
↑「不動産所得の申告ガイド」のダウンロードは今すぐこちらをクリック
【青色申告と白色申告の違い】Eブック
あなたは確定申告で青色申告と白色申告のどちらを選択すべきかお悩みではありませんか?
ネット上の情報や関連書籍では「青色申告のメリット」ばかりが取り上げられがちです。青色申告にはデメリットもあり、白色申告の方が適している方も大勢います。この冊子は弊所税理士中山監修のもと、あなたが青色と白色のどちらにすべきかの答えを解説しています。
↑「青色申告と白色申告の違い」のダウンロードは今すぐこちらをクリック
【確定申告をしないとどうなるか】Eブック
例年、確定申告の期限は3/15で、うっかり忘れてしまった場合は速やかに対処すべきです。「無申告でもバレなきゃいいんでしょ?」という考え方で放置した場合はどうなってしまうのでしょうか。この冊子は弊所税理士中山監修のもと、確定申告をしなかった場合のペナルティや、ペナルティを回避できるケースを解説しています。
↑「確定申告をしないとどうなるか」のダウンロードは今すぐこちらをクリック
【世界一過酷な状況にある日本のサラリーマンから
少しでもお金に対する悩みを取り除きたい】
~大平宏税理士事務所~