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アマゾンCEOの離婚

2019年1月11日

昨年末から年始にかけて値動きが荒い世界中の株式市場ですが、先週のアップルショックで、時価総額世界一の座アマゾンに転がり込みました。

そのアマゾン創業者で現CEOのジェフ・ベゾス氏が長年連れ添った奥様マッケンジーさんと離婚をしたとの報道がなされています。ベゾス氏とはアマゾン創業当初から結婚しており、ベゾス氏が持つアマゾン株も基本的には日本における場合と同じように、夫婦共同で作り上げた資産という考え方になるので、ベゾス氏が持つ株式の半分は元妻のマッケンジーさんが所有していくことになります。(婚前契約などを夫婦間で交わしていないことが前提となりますが)

現在ベゾス氏はアマゾン株の16.3%を保有しており、アマゾンの時価総額は日本円にして約87兆円なので、ベゾス氏はアマゾン株だけで約14兆円の資産があり、これがマッケンジーさんに渡るとなれば約7兆円分のアマゾン株がマッケンジーさん所有となります。

マッケンジーさんはチャリティー基金にもご執心との報道もあるので、この膨大な額のアマゾン株を徐々に売っていくことも十分あり得ることです。時価総額世界一の企業の株が約8%も市場に放出されるとなると、市場への影響はとてつもない売り圧力となってしまいます。

25年も連れ添ったベゾス夫妻の離婚原因は明らかにされていませんが(夫婦の問題なので真相はお二人にしか分かりません)、一部にはジェフ・ベゾス氏が新しいパートナーを見つけたとも言われています。ジェフ・ベゾス氏の浮気心が原因で今後世界中の株式市場暴落の引き金を引いてしまう可能性も否定できません。