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老後の不足資金「経産省」は2,900万円と試算

2019年6月27日

金融庁が老後に年金以外に2,000万円が必要だと試算した報告書を提出し、担当大臣の麻生副総理が受け取りを拒否した問題ですが、経産省も4月に開いた産業構造審議会の部会で高齢夫婦が老後に必要とする資金が2,895万円不足するとの試算を出していたことがわかりました。詳細は、経産省のホームページ

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/005_03_00.pdf

の24ページを参照していただきたいのですが、2018年に65歳を迎える夫婦世帯で老後期間が30年間の場合、生活費が1億763万円かかるのに対して、公的年金収入が7,868万円で、2,895万円の不足が発生するとしています。

 

老後に必要な生活費は各世帯よって違いますので、一概に鵜呑みにすることはできませんが将来に備えて何らかの対策を講じる必要が出てくると思います。それには、収入のベースとなる公的年金がいつからいくら受給できるか知る必要があります。

 

残念なことに、将来受け取る年金額を正確に知る方法はありませんが、日本年金機構の「ねんきんネット」を活用すると、年金の加入状況や受給見込み額を確認できます。

https://www.nenkin.go.jp/n_net/

「ねんきんネット」の利用には、必要なIDを取得するために「アクセスキー」が必要になります。「アクセスキー」は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」に記載されています。「アクセスキー」の有効期限は3ヶ月となっていますので、「期限が切れている」「ねんきん定期便」が見当たらないという方は、サイトから申請すると5営業日ほどかかりますが「アクセスキー」が郵送されます。再就職した場合や、お給料が上がったら、などのシミュレーションも可能なので、一度お試しください。