祝!グランドスラム連覇!
2019年1月28日
大人気アイドルグループ「嵐」が突然の活動休止を発表したことにより、トップニュースが奪われてしまった感じがありますが、大坂なおみ選手が全米オープンに続いて全豪を制し、グランドスラムを連覇したことは大きなニュースだったのではないでしょうか。第2セットで3度もマッチポイントを逃して逆転された時は「このまま崩れてしまうのか」と少し心配もしましたが、精神面の成長を表す力強いプレーで見事な勝利と世界ランク1位の座を獲得しました。
優勝賞金は410万豪ドルで、日本円に換算すると約3億2千万円もの大金を稼ぎだしたことになります。
ここで気になるのはオーストラリアの税制ですが、オーストラリアでは非居住者の所得に対し、180,001豪ドルを超えると「62,550豪ドル+180,000豪ドルを超えた部分に対し1豪ドルあたり45セント(45%)」の税金がかかります。電卓を叩いてみると、大坂選手の場合は1,826,550豪ドル、日本円に換算すると1億4350万円もの所得税が課税される結果となりました。
ちなみに日本とアメリカの二重国籍であり、生活の基盤がフロリダである大坂選手は日本の居住者には該当せず、日本国内で得た賞金以外に日本の所得税はかかりません。
テニス以外のことに興味関心がそこまで高くなく、お金に対して執着がなさそうな大坂選手のことですから、取られる税金のことは気にしていないかもしれませんね。