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年金だけで生活している高齢者世帯は何%?

2019年6月6日

金融庁が発表した、「人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書」は、あらゆる方面に衝撃を与え、将来は年金だけでは生活できないということを強く印象付けたと思いますが、将来の話ではなく今現在、公的年金だけで生活されている高齢者はどれくらいいるかご存知でしょうか?

 

厚生労働省発表の「国民生活基礎調査」(平成29年調査)を参考にすると、まず、高齢者の1世帯当たりの平均所得金額は平成28年では318.6万円、うち公的年金・恩給は211.2万円で全体の約66.3%を占めています。

 

次に、公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のうち公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯、つまり「公的年金だけ」で生活している高齢者世帯は、平成28年で約52.2%の世帯です。この割合は、平成15年をピーク(約64.2%)に減少していますので、現在では約半数以上の世帯が公的年金だけでは生活できなくなっていると考えられます。

 

自分の身は自分で守るためにも、自分が支払っている税金がいくらなのかを知ることは非常に重要なことだと思います。自分の支払っている税額を知ることにより、必要以上に支払っている部分があればそれを将来のために活かすことも可能です。