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増えるアンテナショップ

2019年5月8日

改元に合わせ、過去に前例のない10連休という大きなイベントが終わりましたが、全国の観光地などへ旅行に行ったり、帰省をした方も多いのではないでしょうか。東京に戻ってくると「旅行先のあの料理が美味しかったなぁ」と振り返ることもあるでしょう。そんな時、東京都内だとアンテナショップが便利だったりします。都内にあるアンテナショップは年々その数を増やしており、10連休の直前の4/26にも新橋に岡山県と鳥取県が共同で手掛ける店舗がオープンしています。

 

都内を中心にアンテナショップが増えている理由の1つは、ふるさと納税の返礼品で特産品の知名度が上がったことが挙げられます。美味しい郷土料理を味わう需要はふるさと納税の普及とともに増える基調にあります。しかしながら、運営はまだまだ厳しい店舗の方が多い状況です。

 

地域活性化センターの調査によると、年間売上が10億円を超えるのは北海道だけで、次いで7億~10億円で広島県沖縄県が続くものの、全体の3分の2は3億円未満。アンテナショップの多くは銀座や日本橋など東京都内でも賃料の高い立地に集中しており、運営元の自治体の負担は大きく、なおかつ店舗運営の一部には住民の税金が使われています。ふるさと納税の制度変更が行われ、アイディアの少ない地方自治体は寄付金を集めるのに苦戦する時代になるでしょう。アンテナショップは自治体再生の鍵を握っています。

 

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